【整形失敗】ヒアルロン酸注射など唇の整形の失敗例を紹介！【後悔しないための病院選びのコツとは？】

ヒアルロン酸注射は、唇にヒアルロン酸を注入して厚くする施術です。アヒル口やスマイルリップなど、かわいらしい印象を与える唇にデザインできますが、厚くしすぎるとたらこ唇になってしまう可能性があります。また、唇にしこりができてしまう可能性もあります。

▼起こりうるリスク

脂肪注入は、自分自身の脂肪を唇に注射する施術です。ヒアルロン酸注射同様、唇に厚みを出したい場合に選ばれる施術ですが、しこりができてしまう・思ったような厚みにならないなどの失敗・リスクが考えられます。

また、ヒアルロン酸注射との違いとして、1度施術をしてしまえば半永久的に唇に厚みを出せる点が挙げられます。

▼起こりうるリスク

口唇縮小術では、唇の余分な部分を切除して薄くします。たらこ唇など、唇の厚さがコンプレックスな方に選ばれる施術です。切開をするので、半永久的効果があります。しかし、切除しすぎると唇が閉じにくくなるなどの失敗・リスクも存在します。

▼起こりうるリスク

人中短縮術は、唇と鼻の下にある「人中」と呼ばれる部位を短くして、ぷっくりかわいらしい唇へと仕上げます。小顔になる・若い印象になるなどメリットの多い施術です。一方で、人中を短くしすぎたり施術自体が元々適していなかったりすると、ガミースマイルになる・たらこ唇になるなどの失敗が起こり得ます。

ガーミースマイルとは、笑った時や話す時に歯茎が見えすぎてしまう口元を指します。

▼起こりうるリスク

口角ボトックスは、口角が下がってしまう原因になっている筋肉にボトックス注射をして口角をあげる施術です。ボトックスは筋肉を弛緩させる働きがあるため、口角が上げにくくなる・表情が作りにくくなるなどのリスクが考えられます。年齢によって口角が下がってしまった方によく選ばれます。

▼起こりうるリスク

唇・口元の整形では、どの施術も感染症にかかるリスクがあります。衛生的ではない場所での施術・術後の傷口から感染するなどが考えられます。施術方法によってダウンタイム中の腫れや痛みが生じますが、ダウンタイム後も腫れなどの違和感がある場合は、早急に医師に相談するのが大切です。

イメージ通りの形にならない可能性があるのも、唇・口元の整形手術を受ける上での注意点です。唇・口元の形は、顔全体のイメージに直結するため、バランスが大切です。医師と自分との間に認識の齟齬が起こらないために、カウンセリングで医師と事前のイメージ共有・シミュレーションを慎重におこなってください。

ヒアルロン酸は体内に自然と吸収されます。そのため、ヒアルロン酸を入れすぎて不自然な「あひる口」になってしまた場合は、時間経過とともに自然と元に戻ります。

または、ヒアルロン酸溶解注射で成分を溶かして効果を消失させて対処します。ヒアルロン酸注射は、失敗してしまっても対処法があり、元の唇に戻しやすい施術です。

▼失敗した際の対処法

口唇縮小術で唇を切開して薄くしすぎた場合には、ヒアルロン酸注射で対処します。あくまでもヒアルロン酸注射は唇に厚みを出させる施術であり、切除してしまった部位の再建は難しくなります。そのため、口唇縮小術を受ける際は、入念な打ち合わせをおこなうことが大切です。

また、ヒアルロン酸は時間が経つの体内に吸収されるため、効果を持続させるためには定期的に施術を受ける必要があります。

▼失敗した際の対処法

感染症や施術箇所にトラブルが生じた場合は、はじめに施術を受けたクリニックに相談してください。アフターケアを設けているクリニックが多く、万が一の時に相談可能な場合がほとんどです。しかし、アフターケアの内容はクリニックごとに異なります。クリニックを選ぶ際は、アフターケアの充実さもチェックしてください。

▼失敗した際の対処法

イメージ通りにならなかった場合は、施術方法に応じた適切な対処が必要です。ヒアルロン酸やボトックスの場合は、効果が消失するまで時間の経過を待ちます。また、修正手術をする場合、手術を受けたクリニックとの相性の悪さを感じた際は他院を検討するのも一つの手段です。

修正手術を受ける際は、さらに費用が必要になります。そのため、失敗を防ぐためにも最初の手術でのシミュレーションを怠らないことが何よりも大切です。

▼失敗した際の対処法

ここでは、唇・口元の整形をするメリット・デメリットを紹介します。

唇・口元の整形をするメリットには、理想の口元になれる・口角の上がり方で表情の印象が変わる・施術方法によっては効果が半永久的などが挙げられます。口元は顔のなかでも印象を大きく変えるパーツです。たらこ唇・不機嫌そうな顔などコンプレックスを抱えている方にも適しています。

唇・口元の整形をするデメリットには、注射による施術は妊娠中や授乳中は受けられない・切開を伴う場合はダウンタイムが長めなどが挙げられます。失敗などのリスクが生じてしまうのもデメリットです。唇・口元の整形を検討する場合は、万が一の場合の対処法も同時に考慮することが大切です。

クリニックの話題性や費用の安さで選ぶのは得策ではありません。唇や口元の形状は人それぞれであり、適した整形方法も異なります。クリニックを選ぶ際は、話題性や人気度ではなく、目的に合った施術の有無や予算以内で可能な施術があるかなどをチェックしてください。

カウンセリングの雰囲気やアフターケア制度の確認もクリニックを選ぶ上で大切です。カウンセリングで入念なシミュレーションをおこなうのが、イメージ通りにならなかったなどの失敗を避ける上で大切になります。

親身になって丁寧な対応をしてくれるクリニックが適してます。また、万が一の時に備えて、アフターケア制度の有無や充実さは必ずチェックしてください。

クリニックの過去の症例を参考にするのも一つの手段です。候補にしているクリニックに、自分の理想や悩みに近い唇・口元の症例がないかチェックしてください。自分の理想に近い施術を過去におこなっている場合、適した施術方法の提案をしてくれる可能性が高くなります。

手術内容をきちんと把握しておくのも大切です。切る・切らないや切開する位置など、施術の手順はクリニックごとに異なります。自分が不安に感じない、希望通りの手術内容であるかを必ずチェックしてください。施術の内容・手順に関しては、多くの場合で公式サイトで詳しく記載されています。

医師のアドバイスを聞いて納得してから受けるのも大切です。カウンセリングの際に、医師からそれぞれの顔のバランスに合ったデザインや手術方法を提案される場合もあります。その提案と自分自身の希望を照らし合わせ、納得できるのかをチェックしてください。納得がいかないまま施術を受けることは後悔してしまう原因です。

唇のヒアルロン酸注射は、注射をする際にちくっとする程度の痛みが生じます。あまり痛まない施術ではありますが、クリニックによっては麻酔クリームを使用してくれるところもあるため、不安になってしまう方や痛みに敏感な方は、カウンセリング時に伝えてください。

唇や口角の整形は、粘膜の境目や口角の縁に沿って切開をするため、ほとんど目立ちません。しかし、傷跡が残りやすいなど体質によっても異なるため、気になる場合はあらかじめカウンセリング時に傷が残った場合の対処方法などを医師と相談しておいてください。

ヒアルロン酸などの注射の施術では、施術を受けた当日から食事を摂れます。切開を伴う施術の場合は、傷口が塞がり抜糸が済むまでは、辛いものなど刺激の強い食べ物は避けてください。また、どの施術でも、食後は傷口を清潔に保つのが大切です。

唇・口元の整形は保険適用外です。唇・口元の整形は美容医療になり、唇の形を整えるなどの行為はすべて自由診療になります。自由診療は保険適用外なので、費用はすべて自己負担です。安い金額ではないため、費用や支払い方法は事前に必ず確認してください。

整形外にもメイクやトレーニングなどで、口元を理想に近づけられます。たとえば口角を上げるトレーニングとして以下の方法があります。美容整形に抵抗がある方は試してみてください。

▼口角を上げるトレーニング

1. 舌を出して、上に伸ばす
2. そのまま5~8秒キープする
3. 舌を下に向けて伸ばす
4. そのまま5~8秒キープする
5. 1~4を3~5回ほど繰り返す

口角を意識して上げると口元の筋肉を使うため、顔を引き締める効果があります。顔が引き締まり小顔になれば、若々しい印象になります。

また、笑顔は気持ちを前向きにさせてくれます。日常的に口角を上げて楽しくリフトアップを目指しましょう。