【重いまぶたやくぼみ】まぶたの整形ができる美容整形外科11院を紹介！費用やデメリットは？

まぶたの形に対する悩みは人それぞれです。「一重を二重にしたい」「細い奥二重が嫌だ」「末広型の二重より平行二重がいい」「くぼんだまぶたをなんとかしたい」などさまざまです。このような悩みを解消するための整形は下記のような方法があります。

この記事ではまぶた整形の施術法・費用・メリット・デメリットについて紹介します。理想のまぶたに合う整形をして、憧れの美しい目元を手に入れましょう。

• 上まぶたのくぼみ：脂肪注入・ヒアルロン酸注入
• 腫れぼったいまぶた：脂肪除去・眉下切開
• まぶたが重い：二重形成・余った皮膚の切除

上まぶたのくぼみには、自分の脇やお腹の脂肪を使用します。カウンセリングにて、注入する部分にマーキングをし、専用の機械で細かくした脂肪を注入します。注入の際は麻酔を使用し、細い針を使用します。痛みが苦手は人にも比較的気持ちを楽に受けられるのも嬉しいポイントです。

また、自分の体内から採取した脂肪を注入するので、免疫反応の心配も最小限に抑えられます。

ヒアルロン酸は関節がスムーズに動かせるための潤滑油として、人間の体内にもともとある成分です。そのため、まぶたに注入するのも抵抗なく試せる施術と言えます。ただし効果は永久ではなく、1年~1年半で再度ヒアルロン酸の注入が必要になります。

ヒアルロン酸は一度にたくさんの量を注入してしまうと、肌表面に凹凸ができてしう可能性があるので注意してください。

• POINT：所要時間約20~30分

上まぶたの脂肪は、「隔膜前脂肪」と「眼瞼脂肪」の2種類があります。脂肪除去の施術をする際は、メスの入れ方に違いがあります。まぶたについてしまった脂肪は、運動やマッサージ落ちるわけではありません。目の開きを遮り、視界が狭くなる場合は脂肪除去の施術を受けましょう。

施術法としてはまぶたに小さな穴を開け、注射針で脂肪を吸引します。術腫れたり、痛みを伴ったりはしないので初めての方にも不安なく受けられます。同時に二重形成をするケースが多く、術後は目元がすっきりした印象になります。目的に合わせて施術方法を事前にチェックしておきましょう。

• POINT：所要時間約10分

加齢と共に眉の下にたるみが生じてしまい、悩んでいる方も少なくないはずです。眉下切開は眉の下の上まぶたの一部を切り取り、たるみ解消へと導きます。目元の印象を変えずに施術が受けられるため、他人に知られる心配がありません。また、施術には麻酔を使用するので痛みは少ないです。

術後の腫れは2週間程度、切開部分の傷は2ヶ月程度で消えます。傷口は眉毛に沿って縫うため、整形の跡が目立ちにくいところもメリットです。加齢によるたるみで奥二重になった二重ラインをはっきりさせられるのも嬉しいポイントです。

• POINT：所要時間約30分

一重で腫れぼったい目で悩んでいる方は、二重整形ですっきりした目元になれる場合もあります。二重を作るテープや二重のりは一時的に二重を作れても、長期間繰り返しているとまぶたの皮膚が伸びてしまう恐れがあります。

埋没法にはメスを使わない埋没法もあり、費用も負担が少なくすみます。まぶたの脂肪除去も同時に行えば、よりすっきりした目元を目指せます。

まぶたの痙攣は、目が疲れてまぶたがピクピクしているケースが考えられます。一定時間を過ぎると自然に痙攣が収まる場合もありますが、目元以外の場所にも痙攣が広がる場合もあります。対策としては目を休ませるのが一番ですが、それでも改善しない場合は医師に相談しましょう。

クリニックではボツリヌストキシン注射をし、緊張しているまぶたの筋肉を弛緩します。この注射は筋弛緩の効果が期待できるため、表情ジワを改善したい方や歯ぎしりに悩んでいる方にも処方される場合があります。

まぶたが重く、目が開きづらい場合は眼瞼下垂が考えられます。眼瞼下垂とはまぶたを上下する筋力が低下する状態を言います。そのためものが見えづらくなったり、いつも眠そうな表情になってしまったりします。眼瞼下垂には先天性と後天性がありますので、自分がどちらの症状に近いかチェックしてみてください。

先天性の眼瞼下垂の場合はまぶたを閉じる力も弱く、目を閉じても白目が見えている状態になります。また、後天性の眼瞼下垂はコンタクトレンズを長時間の使用・花粉症が原因で、上眼瞼挙筋の力が弱くなりまぶたが重く感じるようになります。一般的な治療法は以下の通りです。

• 眼瞼下垂(軽度)の治療法：挙筋前転術・挙筋短縮術
• 眼瞼下垂(中~重度)の治療法：筋膜吊り上げ術

眼瞼下垂の施術は美容整形外科・形成外科・眼科で受けられます。施術を行うのは目ではなくまぶたなので、眼科だけに限りません。

各治療法にかかる治療費の相場を紹介します。クリニックにより金額は異なります。また、保険適用・自由診療でも大きく異なるため、事前の確認が必要です。

まぶたが重いと視界が狭くなり、物が見えにくくなります。また、目線より上部分が見にくく顎を上げなければ見えないといった障害が生まれます。さらには、家族や知人に「眠そう」「やる気がない？」「不機嫌そう」などの印象を与える恐れがあります。

整形すると見た目だけでなく、肩こり・頭痛・めまいに悩まされていた方も改善する可能性があるなど、メリットがたくさんあります。

まぶたの整形をするとたくさんのメリットがありますが、それと同時にデメリットも存在します。たとえば、術後に腫れがひかない・痛みが残るなど通常通りに戻るまである程度の時間(ダウンタイム)を要するデメリットがあります。また、まぶたが軽くなる分ドライアイや視界がぼやけるといった悩みを持つ人もいます。

まぶた整形のデメリットは回避策があります。腫れや痛みは入浴時間を短縮したり、目元を冷やしたりするとひどくなりにくいです。ドライアイも目薬を使用して、保湿に努めれば軽減できるので試してみてください。

治療前のカウンセリングは必ず受けてください。できればカウンセリング専門スタッフではなく、担当ドクターがカウンセリングをおこなっているクリニックだと希望がストレートに伝わります。費用についていも、高すぎても安すぎても考えものです。必ず相場を理解して、カウンセリングを受けましょう。

アフターサービスが充実しているかどうかもカウンセリングで確認してください。まぶたの整形は手術後のケアも大切です。丁寧なケアが受けられるクリニックを選びましょう。

まぶたの整形の専門医だとしても、その実力を過信してはいけません。必ず手術にはリスクがあると覚えておきましょう。

リスクを回避するためには、なるべくまぶた整形の手術経験の多いクリニックを選びましょう。経験が多ければ、何かしらのリスクがあったときも対処できる可能性が高いです。

▼まぶたの整形で起こりうるリスク

• すぐに元に戻ってしまった
• 手術後もあまり変化がなかった
• 腫れがいつまでも引かない
• 左右の目に差がある

まぶたの整形手術は眼瞼下垂と診断されると保険が適用されるケースが多いです。眼瞼下垂かどうかは自分である程度判断できます。下記を試しておでこにシワが入るほど力が入ったり、開きにくいと感じたら眼瞼下垂の可能性があります。保険が適用できるか事前に確認したい方は参考にしてください。

▼眼瞼下垂チェック方法

• 目を閉じ正面を向く
• まぶたを指で押さえて目を開く

切らないまぶたの整形はあります。埋没法は切らない手術法のひとつで、まぶたを糸で止めて理想の二重を作ります。術後は抜糸の必要がありません。眼瞼下垂の治療の場合は、まぶたの裏側にループ状に糸をかけ、その糸の結ぶ距離や力具合で目の開き具合を調整します。

また、眼瞼下垂の治療には、まぶたの内側を切開する経結膜的眼瞼挙筋短縮術があります。見た目には傷が分からないので、術後のダウンタイムも短くてすみます。

まぶたの整形は見た目を整えるためと判断されれば自由診療となり、保険適用外です。眼瞼下垂など日常生活に支障をきたすような身体的苦痛がある場合は、手術方法によって保険適用で受けられる可能性もあります。どちらに該当するか、カウンセリングでしっかりと確認してください。

埋没法と切開法にはそれぞれメリットデメリットがあり、元の状態によって向き不向きが異なります。

埋没法は切らずに二重にできますが、元のまぶたが分厚い場合は施術後に元に戻ってしまうなどのリスクがあります。また、切開法はデザインが豊富で理想の目元に近づけやすいですが、ダウンタイムが長いなどのリスクがあります。

目の治療の場合、片目・両目で金額が設定されています。したがって、片目だけの治療・手術は可能です。眼瞼下垂の場合は、8割の方が片目だけの発症です。しかし、片目だけ手術をすると反対の目が下がるケースもあります。

これは、脳がこれまで頑張ってまぶたを引き上げていた神経が手術によって正常になり、「頑張らなくていい」とサインを送るためです。このようにシーソーのような現象を起こす可能性もあるので、経過観察が必要です。

眼瞼下垂の手術は3歳から可能です。眼瞼下垂は高齢者によく見られる症状でしたが、最近では若齢化が進んでいます。これはコンタクトレンズの長期使用やスマホ・パソコン・テレビなどで目を酷使しているためだと言われています。そのため、20~30代の方でも眼瞼下垂を発症する恐れがあります。

二重整形の失敗確率は埋没法で約1%、切開法で約5%といわれています。多くはない確率ですが、失敗する可能性がゼロとは言えません。「希望通りの二重にならなかった」「糸が取れてしまった」などが多くある失敗例です。

事前カウンセリングで二重のデザインをしっかりと打ち合わせたり、リスクを説明してもらったりしてリスクを軽減しましょう。二重整形は自分に合ったクリニックを見つけるのが最も重要です。

女性だけでなく男性も二重整形をする人は増えています。 男女の別なく、目元にコンプレックスを感じている人は一定数おり、二重まぶたにするのを望んでいます。二重まぶたにしたいと考えている方は、クリニックのホームページで男性の手術例などを探して選ぶ方法もあります。

二重整形はまぶたが薄い方が成功しやすく、後戻りしにくいです。特に埋没法はまぶたが分厚い人には向かない場合が多いです。切らずに糸で止めて二重を作るため、糸がとれて元の状態に戻ってしまう可能性があります。一方切開法は効果が半永久的のため、まぶたが分厚い方も後戻りの心配は低いです。

このように、元のまぶたの状態によって向いている方法は異なります。医師とよく相談して自分に合った方法で施術を受けましょう。

朝起きたときから寝る瞬間までスマホ画面を覗き込んでいる生活をしていませんか？職場や学校でもパソコンやタブレット画面を見ているため、目は思っている以上に疲れています。日頃から目を大切にし、美しく健康的な目を守りましょう。