ピアス穴を開けてくれる美容外科 病院8院を紹介！【安くできるのはどこ？料金・部位も詳しく解説】

自分でピアッサーを買ってピアスを開けるのは、ピアッサーと消毒液両方とも買っても2,000円以下で安く済むのがメリットです。

しかし、自分でピアス穴を開けるのは位置確認もしづらく、失敗してしまう可能性もあります。安全ピンやニードルなどで開ける方もいますが、思ったような穴あけをするのはピアッサーよりさらに難しくなり、危険です。

また、穴あけした箇所に雑菌が入り、化膿や炎症が起きた場合は病院に行かなければなりません。ひどい場合はしこりやケロイドになる可能性もあり、セルフはリスクが高い方法です。

ピアスは認可を得たピアススタジオでも開けられます。ピアスショップと併設されているところも多く、耳たぶ以外の舌ピアスやヘソピアス、軟骨への穴あけも幅広く対応しているのが特徴です。

ただし、他者にピアスを開けるのは医療行為にあたるため、医療機関以外で開ける際は必ず違法でないか確認してください。中には、医師免許のないスタッフによるピアッシングをしているスタジオもあるので気をつけましょう。

ピアスの穴開けができる病院は、皮膚科・美容外科・形成外科です。施術内容は受診する科目に差はなく、病院ごとに対応している部位や費用、ニードルに対応しているかどうかなどの差があります。

病院でピアスの穴あけをする場合、衛生環境が整っているのはもちろん、穴あけ後の消毒やケアもしっかり受けられるのが特徴です。病院によっては耳だけでなくボディピアスにも幅広く対応しているため、安全性を考慮して病院での穴あけをしましょう。

病院で開けられるピアスの箇所について解説します。ただし、耳以外のボディピアスの場合は、対応していないクリニックや病院もあるので必ず事前に確認をしてから訪れましょう。

耳たぶは最初にピアスを開ける際に選ぶ方が多く、痛みも少なく気軽に開けられるので年齢問わず人気があります。耳たぶは「イヤーロブ」とも呼ばれ、歩いたときにゆらゆらと揺れるようなピアスがよく映える部位です。

耳に開けるピアスの中でも人気なのが軟骨です。軟骨のピアスにはさまざまな種類があり、開ける位置ごとに名前が付けられています。

軟骨ピアスは開けるのが難しく、痛みやトラブルが起きやすい場所です。難易度の高い軟骨ピアスを開けたいのなら医療機関で施術した方が、アフターケアも含め適切な処置を受けられます。

ピアスは耳以外にも、へそピアス・舌ピアス・鼻ピアス・その他全身さまざまな部位に開けられます。

同じへそピアスでも、縦に開ける場合と横に開ける場合では名前が異なります。ボディピアスは基本的に血管との距離が近いため、衛生的にも自力ではなく医療機関で開けましょう。

病院ごとに取り扱い部位が異なるため、希望の部位に対応しているかあらかじめ確認しましょう。

ピアスの穴あけは自由診療のため、病院ごとに費用差があります。また、以下のような点でも費用差が生じるため、一概に「安ければいい」という見方はできません。

• ピアッサーの持ち込み有無
• ファーストピアスの持ち込み有無
• ファーストピアスの素材(チタン・ステンレスなど)
• 麻酔の有無(別料金の場合も)
• 施術後の保証有無

セルフでのピアッシングなら病院よりも費用は安く済みますが、金属アレルギーに対応できなかったり、穴あけ後の保証がないなどデメリットが大きい方法です。ピアスの穴あけは費用の安さだけでなく、保証やサービス内容なども含めて検討しましょう。

* すべて税込表記。

* 自由医療のため保険適用外。

ここでは、ピアスの穴開けをした際に考えられる失敗例やリスクを紹介します。おしゃれとして楽しめるピアスですが、思わぬトラブルを回避するためにも事前にリスクを知っておきましょう。

• ピアス穴が裂けてしまった
• ピアス穴が塞がってしまった
• ピアスが穴に埋まってしまった

ピアス穴が安定した後であっても、重すぎるピアスをつけたり、ピアスが何かに引っかかって引っ張られると耳たぶが裂けてしまう場合があります。特に、耳たぶのフチに近い位置に穴開けをしていると裂けてしまうリスクは高まります。

もし耳たぶが裂けてしまった場合は病院で耳たぶの修正手術(耳垂裂手術)を受けなければなりません。保険適用外の手術となるため、日頃からピアス穴に負担がかからないよう気をつけましょう。

ピアス穴はピアスをしないまま放置していると自然と塞がってしまいます。特にピアスホールが完全に安定するまでは塞がりやすいため、ピアスを毎日つけましょう。

穴が塞がるまでの期間は個人差が大きいですが、一度安定したピアスホールなら1年以上放置しなければ問題ありません。もし塞がってしまった場合は無理に穴開けしようとせず、ピアス穴を開けた病院を受診し、新しく穴開けができるか相談しましょう。

小さいピアスをしていたり、落ちるのが心配だからとキャッチをきつく締めすぎると、ピアスがピアスホールに埋まってしまうことがあります。

埋まってしまったピアスを無理やり取り出すと、耳たぶが傷ついてしまう可能性があります。新たなトラブルを防止するためにも、病院を受診しましょう。ピアス穴を開けた病院にアフターケアがあればなお安心です。

ピアスの穴あけは医療行為ですが、自由診療の対象となるので健康保険は使えません。そのため、費用相場は耳たぶ(両耳)の場合5,000~1万円と、病院ごとの料金設定に開きがあります。

ここでは、ピアスの穴開けに関する質問や疑問に回答します。ピアスを開けない方が良い体質や保険適用についても記載しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ケロイド体質や重度の金属アレルギー、抗血栓薬を服用中の方はピアス穴を開けない方が良いです。また、かぶれやすい方や肌の弱い方、アトピー性皮膚炎がある場合も気を付ける必要があります。

ピアスを開けるまで金属アレルギーに気付かない可能性もあるので、穴開けをするなら医療機関を選びましょう。

ピアス穴が塞がってしまった場合、その箇所に開けられる場合とそうでない場合があります。ピアス穴が塞がる際にしこりやケロイドができていると、そのまま同じ位置に空けると更なるトラブルになりかねません。

医師が同じ位置に開けても問題ないと診断すれば、再度開けが可能です。いずれの場合も、まずは一度病院に相談しましょう。

ニードルピアッシングはボディピアスで使用されることが多いですが、ピアッサーでもへそや舌ピアス用のピアッサーがあり、一概にどちらがいいというわけではありません。

多くのクリニックではピアッサーを採用していますが、ニードルでの施術を受けられるクリニックもあります。どうしてもニードルがいい場合は、病院ごとにニードルでの対応があるかどうか確認しましょう。

自分で自分にピアスを開けるのは違法にはなりませんが、他人にピアスを開けるのは違法となってしまいます。そのため、友達に頼まれて開けてあげた場合や、友達に頼んで開けて貰った場合は違法です。余計なトラブルを避けるためにも、ピアスは医療機関で開けるようにしましょう。

ピアス開けは自由診療なので保険適用外です。全額自己負担になってしまうので、必ず施術前に詳しい料金を聞いておきましょう。ほとんどの病院やクリニックではアフターケア代も含まれていますが、心配な場合には追加料金がかからないかどうか確認しておくのが確実です。

ファーストピアスを外せるタイミングには個人差がありますが、一般的には1～3ヶ月程度が目安だと言われています。ピアスを開けた部位に薄皮ができ、痛みや分泌物がなくなれば外せる可能性が高いです。ただし、外したままにするとピアスホールがふさがってしまいます。

こまめにピアスを付けたり、セカンドピアスを購入してオシャレを楽しんだりしましょう。ファーストピアスを早く外しすぎると、ホールが安定せずに塞がる可能性があります。そのため、医療機関で開けた場合にはファーストピアスを外すタイミングなども聞いておきましょう。

今回はピアスを開ける方法や、ピアスの穴あけをしてくれる病院、費用などについて詳しく紹介しました。キレイにピアスを開けるなら、病院・美容クリニックを選びましょう。ぜひ本記事を参考に自分の希望に合う場所を選んでみてください。