【立ち耳・耳たぶ】耳の整形ができるクリニック9院を紹介！【耳の整形費用・保険適用の条件もわかる！】

「立ち耳が正面から見て目立つのが気になる」

「耳が見える髪型にしにくい……」

「ヘッドフォンをすると耳が痛い」

など、耳の形にお悩みを抱えていたり、周囲の目線が気になる方も多いですよね。

耳の整形は立ち耳・エルフ耳の整形をはじめ、耳たぶ縮小やピアス穴の修正などお悩みによってさまざまなメニューがあります。ここでは、耳の整形にはどのような種類があるのか、どんなお悩みが解消できるのかを解説します。

耳の形にお悩みの方、耳の整形を検討中の方はぜひ参考にしてください！

代表的な耳の整形は立ち耳修正です。立ち耳とは側頭部に対し耳の角度が30~40度以上ある状態のことで、手術は埋没法・切開法の2種類あります。

尖った耳を修正するスタール耳修正・耳上部が折り畳まれたようになっている折れ耳の修正も含めて「耳介形成」としているクリニックもあります。

逆に「エルフ耳にする整形」も海外で話題となっているようですが、日本で取り扱っているクリニックはないようです。

耳垂裂修正は、生まれつき・またはピアスなどで裂けてしまった耳たぶを縫合して修正します。耳垂縮小術は耳が大きく見えるなどの悩みも解消でき、フェイスリフト整形によって耳たぶが伸びてしまった場合にも有効です。

耳垂増大術はヒアルロン酸や脂肪注入、プロテーゼの挿入などの施術方法があります。ヒアルロン酸の注射は手軽に行えますが、徐々に体に吸収されるため持続性がありません。

クリニックではピアス穴を開けたり広がりすぎたピアス穴を修正したりと、ピアス関連の整形もできます。特に他者へのピアッシングは医療行為なので、穴あけする際はクリニックで行いましょう。

また、副耳・埋没耳・小耳症等、生まれつき耳に変形がある場合も手術での修正が可能です。乳児期など早期であれば矯正器具での治療もできます。耳の形が気になる方は、小さなお悩みであっても一度クリニックに相談してみるのがおすすめです。

立ち耳修正などの耳の形を整形する場合、「先天性」でマスクやメガネをかけられないなど「日常生活に支障がある」と医師に診断されれば保険適用での手術も可能です。

保険適用ありとなしでは倍以上の費用差が生じるため、生まれつきの耳の形でお悩みの方は保険診療の取り扱いがあるクリニックで一度相談してみましょう。

* すべて両耳の場合の費用目安です。
詳細な費用は各クリニックによります。

耳垂裂修正は先天性の場合にかぎり保険適用が可能です。ピアスやその他ケガがによる耳切れは自由診療で治療ができます。

耳垂縮小・増大術はいずれも自由診療のみで保険適用外です。耳垂増大術は施術方法によって費用が変わりますが、プチ整形であるヒアルロン酸注入は6~7万円かかります。

*1 両耳の場合の費用目安です。詳細な費用は各クリニックによります。

*2 使用するヒアルロン酸の量によっても価格が変動します。

ピアスは、穴を開ける場合も塞ぐ場合も保険適用外となります。クリニックや耳の状態によっても費用が変動するため、費用には開きがあります。

副耳は先天性の症状のため、保険診療が適用になるケースも多いです。その他の耳の変形は、症状によって適した施術方法が変わります。埋没耳は保険適用となる可能性がありますが、柔道耳など後天的な耳の変形は保険適用外となります。

* すべて1ヶ所・または片耳あたりの費用です。

美容外科の場合、モニターや症例モデル募集をしているクリニックもあります。モニター・症例モデルには条件があり、写真の提供などが必要になりますが、モニター価格で施術を受けられるのが大きなメリットです。

募集の有無や条件の詳細はクリニックごとに異なるため、保険適用外の施術費用を抑えたい方はチェックしてみましょう。

整形手術にはダウンタイムがあります。ダウンタイムとは、施術後元の生活に戻るまでの回復期間のことです。

▼耳の整形のダウンタイム目安

ピアスの穴あけやヒアルロン酸注射といった切開のない方法ではダウンタイムはほぼない場合もあります。切開や抜糸が必要な方法はダウンタイムも長めで、施術後は腫れや内出血・血種・感覚異常などの症状が出ることがあります。

通常のダウンタイムを過ぎても痛みが残ったり、腫れがなかなか引かないなどの不安がある場合はクリニックにすぐ相談しましょう。

整形手術、特に切開を伴う整形は一度行ったら元の状態には戻せません。埋没法による立ち耳修正や、ヒアルロン酸注入による耳垂増大術などは元の状態に戻せるメリットもありますが、症状によっては切開する手術しか適用できない場合もあります。

状況によって修正手術はできますが、完全に元と同じ状態に戻すことは不可能ですし費用も追加でかかります。施術後に「イメージと違った」と後悔しないために、医師と事前のシミュレーションを入念に行いましょう。

信頼できるクリニック・医師を探すにあたって、カウンセリングを複数回受けるのは非常に重要です。クリニックごとに、耳の整形の施術方法や費用、術後の保証内容にも差があります。

美容外科の中には無料でカウンセリングを受けられるクリニックも多いため、十分に納得がいくまで医師の意見を複数検討するのがおすすめです。

耳の整形では、症状・クリニック・保険適用の有無によって費用に大きな差が生じる場合もあります。予算と合っているか、相場と比較して納得できるかなど慎重に判断しましょう。

保険適用の詳細な範囲は医師の診断に委ねられているため、中には「一度は保険適用外と言われたが、別のクリニックでは保険適用でできると言われた」といったケースもあるようです。

また、美容外科ではモニター・症例モデルを募集している場合もあります。モニター価格で施術を受ければ自由診療でも費用を抑えられるので、費用を抑えたい方は一緒にチェックしてみましょう。

クリニック選びをする際、「耳の整形がうまくいくか」「相談しやすいクリニックかどうか」といった点は、実際に行ってみなければわかりませんよね。

そんな時は、クリニックの口コミ・評判が役に立つ場合もあります。術前・術後の不安を相談しやすいかどうか、仕上がりに満足できるかどうかなど、安心して施術を任せられるかどうかチェックしてみましょう。

施術内容によっては、術後も抜糸やダウンタイム中のケアが必要になります。施術後に万が一トラブルや失敗が起きた時、どんな保証があるのかは重要な点です。

保証期間や保証内容はクリニックごとに差があり、メニューによっても期間や内容が異なるため、詳細にチェックしておきましょう。

▼術後のアフターケアの例

*1 詳細は各メニューによります
*2 医師の診察により必要と判断された場合

耳の整形を受けるに当たり、気になることや疑問点はたくさんあると思います。多くの人が気になる疑問をピックアップしたので参考にしてください。

手術にもよりますが、後戻りがないように固定して縫合するので、大きな負荷がかからない限り元に戻ることはありません。メスを使わない埋没法の場合は元に戻ってしまうリスクもあります。メリット・デメリットをふまえて医師に相談しましょう。

傷口が濡れることを防ぐため、湯舟につかる入浴は抜糸後まで避けた方が安心です。シャワーは当日から可能なことが多いですが、洗髪・洗顔の際に傷口に水がかからないように注意しましょう。傷口は直接触らないようにし、飲酒・喫煙・過度な運動は控えましょう。

「寝耳で悩んでいる」「前から耳が見えるようになりたい」という場合も、直す方法は存在します。また、耳が寝すぎていて聞こえが悪いなど、生活に支障をきたす場合は軽度の埋没耳である可能性もあります。耳の手術に精通したクリニックを探して相談してみてください。

耳たぶ整形は余分な箇所を切除して耳たぶを小さくする耳垂縮小術があります。耳たぶの大きさや形、大幅に垂れ下がっていることをコンプレックスに感じている方は多いです。耳たぶが小さくなれば頭全体のバランスがよくなります。

また、この施術は美容整形なので、保険適用外の取り扱いです。

ピアス穴はピアッサーを使って自分でも開けられます。ただし、左右の耳で位置がずれたり、傷口が化膿したりトラブルが起きる可能性があります。トラブルを避けるために経験豊富な医師に、衛生環境が整った病院や整形外科で開けてもらいましょう。

ピアス穴内部の皮膚を薄く切り、皮膚同士を表と裏から縫い合わせることで穴を塞げます。小さな穴は手術をしなくても自然と塞がりますが、皮膚に固いしこりが残るので注意してください。手術を受ければ大きな穴もきれいに塞げます。

先天性の耳介変形により生活に支障をきたす場合は保険適用での治療が可能です。保険は先天性の奇形や病気、怪我など生活に必要な治療にのみ適用されます。見た目を良くしたいといった理由の整形は保険適用外になるケースがほとんどです。

耳整形を受ける時は、不安もたくさんあると思います。悩みが解決されると気持ちも明るく前向きになれます。今回紹介したメリットやデメリットや、耳の整形ができるクリニックをしっかり確認して理想の自分に近づきましょう。