名医がいる！京都府で眼瞼下垂手術ができる人気おすすめ病院・クリニック10院

「年齢とともにまぶたが下がってきた」「眠たそうに見られる」「まぶたが眼にかかって見づらい」そういった症状は、もしかすると眼瞼下垂（がんけんかすい）の症状かもしれません。眼瞼下垂は近年では認知度も上がってきていますが、まだまだご存知ない方も多いのではないでしょうか。

眼瞼下垂治療は視力や体の不調の改善のためだけでなく、美容目的としても行われています。眼瞼下垂とは一体どんな症状なのか、眼瞼下垂手術はどういった手術なのか、わかりやすく説明していきます。

この記事を読んで「眼瞼下垂かも」と思った方はぜひ一度専門のお医者さんに相談してみてください。今回は眼瞼下垂の解説だけでなく、京都府でおすすめの眼瞼下垂手術ができるクリニックを紹介しています。医療の力で悩みを解決していきましょう。

眼瞼下垂とは、まぶたが垂れ下がってくることで目が見にくくなってしまう病気です。眼瞼挙筋と呼ばれる筋肉が弱まるため、上まぶたが開きにくくなり視野が狭まったり、二重の幅が広まったりします。

眼瞼下垂は無理にまぶたを開こうとするので、「おでこに力が入りシワができる原因」「まぶたにより視野が狭いために首を倒すことで、頭痛や肩こりを引き起こす原因」となります。まぶたが落ちてくるため、眠たそうな見た目になったり老けて見えたりするので、美容面で気にされる方もいます。

眼瞼下垂の主な症状は以下のようなものがあげられます。

• まぶたが重い
• 上方の視野が狭い
• ものが見にくい
• 目が疲れやすい
• 眠そうに見られる
• まぶたが瞳にかかっている
• 頭痛や肩こりがひどい
• おでこにシワがよる

加齢とともにまぶたが下がってきた、アイライナーがうまく引けなくなってきた、ものを見るときにあごを上げるようになった、などの症状も眼瞼下垂のサインの可能性があります。心当たりがある方は一度専門医の診断を受けてましょう。

眼瞼下垂症の重症度の分類を紹介します。まぶたを最大限開いた時にどのような状態になるかで判断します。

眼瞼下垂には先天性眼瞼下垂と呼ばれる先天性のものがあります。これは生まれつきまぶたを持ち上げる眼瞼挙筋の発達が弱い、または欠損があるなどが理由です。片側のみの場合は弱視の原因ともなるため、赤ちゃんの間に手術が必要となることもあります。

基本的には手術での対応ですが、自分の力でものを見ようと努力している様子が見られる場合はまずは経過観察となることも多いです。また、見た目の改善のために手術をするケースもあります。

眼瞼下垂のほとんどは加齢によるもので、高齢者などは筋肉の緩み、あるいは皮ふのたるみにより引き起こされます。こちらは後天性眼瞼下垂と呼ばれます。まぶたの腱膜が伸びてしまったり、筋が緩んでしまうことが原因です。

白内障・緑内障の手術を受けたあとに起こる例もあります。他にも脳梗塞やその他の病気による神経の麻痺、点眼薬の影響、外傷によるもので眼瞼下垂となることも考えられます。多くの場合は、少しずつ症状が現れます。

こちらも老化が原因の眼瞼下垂同様、後天性眼瞼下垂と呼ばれています。最近では30代、40代の方も増えてきています。下記に当てはまる人がなりやすいです。

・コンタクトレンズを長期間使用している人（特に10年以上で急増）

・仕事でパソコン・スマホなどの画面を長時間見る人

・アレルギーなどでいつも目をこすってしまう人

・アイプチ・アイテープでまぶたを刺激してしまう人

セルフケアでまぶたを直接こするマッサージは、眼瞼挙筋腱膜へのダメージになるので、逆効果です。マッサージ器など強い刺激は眼瞼下垂が悪化する場合があるので控えましょう。

眼瞼下垂の主な手術方法を紹介します。個々人の症状によって適した手術法は異なります。しっかりと医師と相談し、どの治療法にするか決めましょう。

まぶたをあげる筋肉が弱っている場合の眼瞼下垂の治療方法は、たるんだ皮ふを切開し、上眼瞼挙筋の腱やミュラー筋と呼ばれる部位を短縮したり、縫合し固定したりして調節します。症状により適した術式は異なります。

手術後は、上まぶたがしっかりと引き上げられ、視力障害や目元のたるみが改善されます。ほとんどの病院では日帰り手術が可能です。片目約20〜30分、両目約60分程度の手術です。つっぱり感や軽い鈍痛が出る場合がありますがダウンタイムは1ヶ月〜3ヶ月ほどで、腫れは1〜2週間ほどで落ち着いてきます。

まぶたを切りたくない方、ハードコンタクトレンズを長期間使用している方、目を縦方向に大きくしたい方などは「埋没式」の切らない眼瞼下垂の治療法がおすすめです。

挙筋腱膜とミュラー筋を糸で縫い縮めることで、眼瞼下垂を改善し、黒目を大きく見せられます。手術時間は30〜45分程度で、一般的なダウンタイムは7日程度で腫れはひいて、1か月程度で落ち着きます。切開式よりもダウンタイムが短いことがメリットです。

眼瞼下垂手術は保険適用となる場合と、保険適用外となる場合があります。それぞれの費用相場を紹介するので、手術を受けるときの参考にしてください。

眼瞼下垂手術は保険適用となる場合は比較的低額で手術を受けられます。術式により費用は異なりますが、3割負担だと片側平均2万円前後が多いです。1割負担だと1万円以下で受けられる病院もあります。

手術費用に加え、その他診察料、薬剤費（数千円程度）がかかってきます。また眼瞼下垂は保険金給付の対象となっているケースも多いので、保険会社に確認してみてください。

美容目的の治療の場合は、保険診療適用外のため費用が高額になります。20万〜60万円、クリニックや手術内容によってはそれ以上となる場合もあります。美容目的で眼瞼下垂手術を希望する場合は、美容形成を専門とする病院やクリニックを受診してください。

美容目的の眼瞼下垂手術は、上まぶたがしっかりと引き上げられることで黒目がくっきりと見える、目が大きく見える、ぱっちりとした印象の目になるなどの効果があります。また眼球の下部が見えてしまう三白眼も改善可能です。　

二重のラインが開きすぎていたり、三重のようになっている状態も改善されます。一重の方はまつげの上部を切開し、二重のラインを作ります。目の開きがよくなるので、若々しくくっきりとした印象の目元を目指せます。

手術を受ける病院なので、ここなら任せられるという病院を選ぶのがおすすめです。古い施設であっても清潔に保たれ、受付スタッフや看護師の方が親切な病院を選んでください。また大学病院のような大きい病院だと待ち時間が長くなる可能性もあります。

美容系の病院・クリニックの場合は、プライバシーに配慮されているところも多く、個室の待合室が準備されていたり、他の患者さんに顔を合わせないように工夫されているクリニックもあります。ダウンタイムを見られたくない方に適しています。

担当してくれる医師との相性も大切です。経験豊富なお医者さんでも、ご自身が「なんだか合わない」とモヤモヤを抱えながら治療をしていくのはおすすできません。分かりやすい説明、親身に話を聞いてくれる、質問をしやすいと感じるような医師のいる病院を選んでください。

不安がある方はセカンドオピニオンを求めるのもいいでしょう。いくつかの病院で治療・手術方法を聞いてから決めると、不安を減らせます。手術を任せられる医師を見つけましょう。

眼瞼下垂の治療実績の多い病院・クリニックだと医師がさまざまな症例を経験しており、万が一のトラブルの際にもしっかりと対応してくれることが多いです。特に美容治療の場合は、小さなデザインの違いで顔の印象が変わることもあります。

細かいイメージを伝え、思い通りの仕上がりにするためにはある程度医師や病院の経験値も必要です。眼瞼下垂手術の実績が多いところだと、そういったノウハウを持っている名医がいる可能性が高いので、ホームページで症例写真を確認してみるのもいいでしょう。

眼瞼下垂の治療は、診察・手術・術後の抜糸などで何度か病院に通わなければなりません。そのためご自宅から通いやすい病院を選ぶ方が負担を減らせます。手術当日は車の運転ができないので、公共交通機関で通える、または家族・友人などに送迎を頼む必要があります。

眼瞼下垂治療の手術の流れを3ステップで紹介します。手術前に疑問点が残らないよう、しっかり確認してください。

カウンセリングの前にあらかじめ確認したいことを考えておきましょう。手術した後に「失敗した」とならないためにも、施術のメリット・デメリット、予算、術後の検診などについて医師にしっかりと確認しましょう。

眼瞼下垂の手術は基本的に日帰り手術で、切開式なら両目約60分程度の手術時間、埋没式なら両目30〜45分程度の手術時間です。仕上がりイメージに沿って手術します。

主なダウンタイムの症状としては、痛み、熱感、ハレ、内出血などが挙げられます。このような症状は1〜2週間程度で落ち着いてきます。痛みは当日〜翌日で治まり、傷跡は術後2〜3ヶ月ほどでかなり目立たなくなります。

手術後のシャワーは、傷口を濡らさないように注意してください。抜糸まではコンタクトレンズの着用やメイクなどの制限があると考えてください。激しい運動などは1ヶ月後から可能です。詳細については担当医師の指示に従ってください。

眼瞼下垂手術についてのよくある疑問をまとめました。不安な点や疑問に思う点は担当の医師に必ず確認してください。

先天的な眼瞼下垂は8％程度と報告されています。それ以外の場合は、加齢での原因が多く、高齢化とともに眼瞼下垂の症状を持つ方も増えてきていると言います。眼瞼下垂は加齢によるまぶたを持ち上げる筋肉の働きが弱まり生じるものです。

年代別に見ると、40歳代で5％程度、50歳代で11％、60歳代で19％、70歳代では32％と、70歳代になるとおおよそ3分の1の方が眼瞼下垂と診断されています。まぶたが下がってくると視界が狭まったり、眠りに影響が出たりもするので気になったら早めに病院を受診しましょう。

眼瞼下垂のセルフチェック方法を紹介します。自宅で簡単にできるので、「眼瞼下垂かも？」と思った方はぜひチェックしてください。

1.目を軽く閉じる
2.眉の上を指で軽く押さえる
3.2の状態で目を開ける

おでこに力が入ったり、目が開きにくかったりする場合は眼瞼下垂の場合があります。

明確な条件はないため、カウンセリングでドクターに確認しましょう。基本的には、視野障害を伴う場合、生活に支障をきたす場合が保険適用になると言われています。美容目的で治療を行いたい場合は、保険適用外です。

「手術したら整形したと思われるのか」と心配する方が多いです。一重または深い奥二重の場合、基本的には二重まぶたの状態にすることをおすすめしますが、二重を細くしたり、一重を維持できる場合もあります。カウンセリング時にドクターにその旨をしっかり伝えましょう。