【脂肪溶解・骨切り】小顔整形で失敗したらどうなる？後悔しないための病院選びと対処法！

あごへのプロテーゼの挿入は横から見た顔の輪郭を整える効果があります。輪郭がシャープになりEラインが整うので上品な印象になります。プロテーゼは人間の軟骨に似た素材で、医療素材として使われ安全性も十分あります。

あごが引っ込んでいたり、あごが割れている方など適した施術です。プロテーゼは口腔内から挿入するので、手術の跡が見えないメリットもあります。失敗例で挙げらるのはあごが大きくなりすぎたなど、理想と違う仕上がりになる可能性です。

プロテーゼの大きさや、骨格に合わせたプロテーゼの形成などがうまくいっていない場合に起こりうる失敗です。医師の経験不足のほかに、施術前のカウンセリングで医師との意思疎通が噛み合っていなかったなどの原因もあります。

エラや鼻の広がりが気になる方に手軽にできる美容整形として人気なのはボトックス注射です。ボトックス注射をすると出っ張ったエラや膨らんだ鼻が小さくなり、小顔な印象を作ります。施術は数分でおわり、3日~1週間程度で効果を実感しはじめます。

ダウンタイムも少ないのも人気の理由です。3~6カ月ほど効果は継続しますが、永久的ではありません。効果のピークを超えるとまた元の状態へ近づいていってしまうため、効果を感じられない場合もあります。

ボトックス注射で継続してエラ・小鼻の広がりを抑えたい方は定期的な施術が必要です。またボトックス注射はエラの原因が筋肉であれば効果を感じやすいですが、骨格が原因でエラが張っている方は効果を感じるのが難しいです。

ルフォーは上顎の骨を切り理想の位置に移動し、面長な顔を小顔に変化させられます。鼻の下が長かったり、顔の下半分が前面に出ている方に適した施術です。骨を切る施術なので顔の印象も大きく変わると共に、手術も大掛かりです。

大変難易度の高い手術なため医師の豊富な実績が必要になります。そのため対応できるクリニックも少ないです。ルフォーのリスクは顔面神経麻痺や一時的に鼻が詰まった感じになるほか、顎や鼻の変形などが起きる可能性もあります。

また術後の痛みや腫れなども3~6カ月程度継続する可能性もあります。失敗すると歯の噛み合わせが悪くなったり、小顔になっても顔の下半分が前方に出っぱってバランスが悪くなったりします。

四角く顔が大きいと悩む方が小さい卵型の顔になるためには、骨削り・骨切りの手術が必要になります。気になる頬骨・エラに直接施術を行うので、元に戻る心配はほぼありません。全身麻酔を使用した手術で、術後も定期的な検診が必要です。

術後に考えるリスクとして骨削り・骨切りをし小さくなった顔にうまく皮膚がフィットせず、ほうれい線やたるみができる可能性があります。また後遺症として表情の歪みや神経障害がおこる可能性や、術中に血管に触れて大量出血し輸血が必要になるケースもあります。

術後に顔の左右差がでたり、削り過ぎて顔のバランスが不自然になったり、顔を横から見た際のバランスが悪くなったりと手術が失敗になる可能性も考えられます。

鼻の糸リフトは鼻先を高くする、鼻を細くする、小鼻を小さくするなどの効果があります。糸リフトは鼻筋・鼻柱に医療用の溶ける糸を入れて、鼻の形を変化させます。切開する必要がないためダウンタイムも少なく、副作用のリスクも少ない施術です。

術後は鼻が引っ張られるような感覚があったり、腫れ・痛み・内出血があったりする可能性があります。1~2週間程度で症状は緩和されますが、なくならない場合は受診が必要です。また糸リフトで挿入した糸は徐々に緩んでくるため1年程度で効果は薄れてきます。

手術の失敗例としては糸の引っ張り過ぎて顔がひきつってしまったり、医師の経験不足やアレルギーで皮膚が凸凹したり糸が透けて見えたりします。

レディエッセ注入は鼻を高くしたり、あごを出したりしてフェイスラインを整えてシャープな仕上がりにできます。またヒアルロン酸注入より持続性が高く、シワを目立たなくしたい方にも人気のある施術です。

レディエッセは歯や骨を作る成分であるカルシウムハイドロキシアパタイトを主成分としています。形成外科や歯科でも使用されている成分で、安全性も確認されています。レディエッセは肌によく馴染み、自然に仕上がるメリットもあります。

失敗例ととしては鼻が高くなりすぎたり、仕上がりが理想と違ったりがあります。失敗した場合も溶解剤がないためすぐに治せません。レディエッセを注入後の効果は1年半程度は続きます。失敗がなければ長く効果が継続可能です。

脂肪溶解注射は脂肪細胞を溶かし破壊する注射です。ダイエットにも使われ、鼻に使用すると小鼻を小さくし、だんご鼻の解消ができます。破壊された脂肪は代謝で汗・尿として排出されます。人によって術後の赤みや痛みがでますが、ほとんどは軽度なものです。

手軽に行えてダウンタイムも少ない施術ですが、人によっては効果が感じられなかったり満足できなかったりします。脂肪溶解注射は広範囲の施術には不向きで、効果がいまいちに感じる場合があります。脂肪を溶かしたい範囲を事前に細かくカウンセリングする必要があります。

また効果は一時的なものなので、再び脂肪がついてきてしまうとリバウンドする可能性があります。術後は継続的に脂肪溶解注射を行うか、脂肪がつかないような生活を見直しが必要です。

衛生面が不十分な環境での施術は感染症のリスクが高まります。また術後のケアが適していないと、傷口から細菌が入り感染する場合もあります。施術によってダウンタイム中に腫れや痛みがあるため、はじめは感染症に気づかない可能性もあります。

感染症にかかると発熱や患部の腫れや膿が発生するなど、さまざまな症状がでます。施術後の定期検診でしっかりチェックしてもらったり、少しでも異変を感じたら早めに医師に相談します。感染症の症状によって対処してもらいましょう。

症状によって飲み薬で症状を抑えられるものや、切開して膿を除去するなど対応は違います。プロテーゼなど体内に挿入する手術を行った場合は一度取り除く可能性もあります。

大掛かりな手術をした後、鏡を見たら自分が思っていた仕上がりになっていない可能性があります。理想と違った見た目になってしまう原因には、施術方法が適していないほかに医師との意思疎通ができていない場合があります。

カウンセリングの際の相談が不十分だと医師が思っている完成図と患者が考える完成図に相違ができてきます。カウンセリングの時にはできる限り具体的に、理想の形の写真なども用いながら仕上がりのイメージを擦り合わせていきましょう。

顏の整形の中でも顔の中心に位置する鼻は、顔全体のイメージを左右するのでバランスが大切です。また骨削り・骨切りの手術は難易度が非常に高いものなので、術後に完璧に理想の形になれるとは限りません。

感染症の心配がある時や、施術した所に違和感がある場合はまず手術をしたクリニックに行くのが基本です。整形を行うクリニックではアフターケアとして術後の検診やアフターケアで相談できるようになっている所が多いです。

術後に違和感があったり、トラブルがあった場合は些細な内容でもクリニックに相談します。早期で発見できれば抗生剤等で治療が可能なものもあります。しかし違和感の原因や、トラブルを長期に渡って放っておくと再手術を受ける必要もでてきます。

整形手術の後のトラブルとしてひどいものは皮膚が壊死したり、注射の位置を間違ってしまい失明したりさまざまな内容があります。できる限りトラブルのリスクを減らす病院選びと医師の選択が重要です。

イメージ通りの仕上がりにならなかった時はまず何が原因かを明らかにする必要があります。手術自体が悪いわけでなく施術方法が合っていない可能性もあります。まずは施術を受けたクリニックへの相談が必要です。

対応によっては他院の修正手術も行っているクリニックの受診を検討しましょう。修正手術ではさらに費用がかかるため、修正にならないように最初の手術前にできる限り細かくのカウンセリング・シミュレーションを行うのが大切です。

自分の持つイメージを医師に伝えるには、言葉だけではなく写真などで分かりやすいものを持っていく方法もあります。また希望だけを聞く医師ではなく、全体のバランスやリスクなども総合的に見てくれる医師の方がイメージに合わせて仕上げてくれます。

CMで見たり芸能人が利用していると宣伝されていたりすると、なんとなくいいクリニックに見えてしまいます。話題性があっても自分がしたい手術が得意なクリニックかどうかはわかりません。また価格帯にも注意が必要です。

整形手術は安い買い物ではないので、できるだけ予算を抑えたい方が多いです。しかし安いのにも理由があり、経験が不足した医師に出会ってしまったり施術が上手くいかなかったりする可能性もあります。適正価格を基準にして価格を注視しましょう。

ホームページなどでいいクリニックを見つけた後も、検討すべき点は多くあります。実際にカウンセリングをしに行った際の医師との相性やクリニックの雰囲気で、今後も通いたいと思えるクリニックを選びます。

また手術方法や手術前後の対応を含め料金が相場と大幅に離れていないか、妥当な料金かを判断します。アフターサービスも確認が必要です。もし術後にトラブルがあったらどんな対応をしてくれるのか、緊急時も対応できるのか、術後に電話相談も受け付けているか確認します。

緊急時の対応時間や、術後のケアが整っているかも重要なポイントです。術後に定期的な検診を設け、アフターフォローが安心して受けられる体制のクリニックが安心です。

クリニックのホームページでは、実際に手術を行った人の写真を公開している所が多いです。もし写真が公開されていたら、自分の現状に似た人や、検討している手術を行った人、自分の理想の仕上がりに近い人の写真をチェックしておきます。

自分自身のイメージを湧きやすく、医師とのカウンセリング時にも理想を伝えやすいです。

手術の内容をクリニック側に任せきりにせず、自分でも把握しておくのが大切です。同じ小顔手術でもクリニックによって切る・切らないまど施術方法が違ったり、手順が違ったりします。自分が希望する手術内容かどうか必ずチェックしましょう。

はじめに希望していた施術方法ではなくなってしまった方は、他のクリニックではどうなのかセカンドオピニオンを利用するといいでしょう。

多くの症例をこなしてきた医師であれば、自分の顔にあったバランス・デザイン・手術方法を提案してくれます。もちろん自分の希望を通すのも重要なので、自分の理想や考えている手術方法を伝える必要があります。

自分の理想と医師からのアドバイスを照らし合わせ、手術の内容・費用共に納得できる状態で手術に挑みます。

小顔整形はどの施術方法でも自由診療で、保険は適用されません。高額な手術も多くあるため、料金を明確に提示してくれるクリニックを選ぶと安心です。手術費用だけでなく、術後の検診やアフターケアの料金もチェックしておきましょう。

術後に痛みや違和感がある、仕上がりのイメージが違うなどトラブルがあった場合はまず整形を担当したクリニックをすぐ受診します。炎症・神経障害や痛みが長引いている時には抗生剤などの薬を処方してもらいます。

また炎症などの原因やほかにもトラブルが起きていないかも検査等で確認してもらいます。仕上がりに不満がある場合は修正が可能かどうかのほか、他院での修正手術も検討します。手術の前にリスクを把握し、トラブル時に対応できるようにしておくといいです。

妊娠中には手術は受けられません。妊娠中のほか授乳中や腎臓・肝臓など内臓の病院がある方や、脂肪溶解注射に入っている薬液にアレルギーがある方は施術を受けられません。些細なものでもアレルギー・持病などがある方はカウンセリングで医師に相談しておきましょう。

どんな手術でも絶対はありません。小顔整形においても小さなものから大きなものまで失敗やリスクの可能性はあります。できるだけリスクを最小限にできるように、手術を任せるクリニック・医師選びは慎重に行ってください。